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やったことと、うまくいかなかったこと

建設業の見積、AI導入のつまずき、社内で使われなかったもの。成功例だけを並べても、たぶんお役に立ちません。失敗したところも、そのまま書いています。

土木工事共通仕様書が、AIの読める形で公開されました国土交通省が9月4日にAI取組方針とフィジカルAI戦略(中間とりまとめ)を策定。あわせて土木工事共通仕様書(案)令和8年3月を、機械が条番号で引けるHTML形式で公開しました。受注する側に効く「AI臨場」と、PDF主体の…→ 建設現場の自動化に使う国の予算要求が、前の年の4.36倍になりました国土交通省が8月28日に公表した令和9年度の予算概算要求で、i-ConstructionやフィジカルAIの現場実装を含む「インフラ分野のDXアクションプラン」に438億円(前年度当初予算の4.36倍)が計上されました。増…→ AIがソフトの画面を自分で操作するようになりました9月3日に発表されたAIの目玉は、賢さではなく画面操作でした。積算ソフトや工事の費用の管理への打ち込みが人の手に残っている理由と、ソフト乗り換えの判断がどう変わるかを見ます。→ AIの懸賞金に応募するのは、開発会社ではなく使う側の会社ですNEDOのGENIAC-PRIZEが9月30日昼12時締切で公募中。国土交通省が協力省庁として建設・インフラ分野の課題を出しています。応募資格は「ユーザーであること」で、9月30日に出すのは取組予定の概要です。→ 国が、AIに任せる現場作業を8つ名指ししました国土交通省が7月31日、「建設分野におけるフィジカルAI戦略」(仮称)のたたき台を公表しました。重点的に取り組む対象として名指しされた8つは、すべて現場で体を動かす作業でした。中小企業への普及も文書に明記されています。→ 写真台帳と現調シートの下書きを、AIがつくるようになりました9月1日、建設現場の写真から写真台帳をつくるAIと、現地調査の録音から調査シートの下書きをつくるAIが提供開始になりました。どちらも判断ではなく「もう分かっていることを様式に書き写す」作業だけを引き受けています。→ AIがまず減らしたのは、探している時間でした2026年6〜8月に出た建設業×AIの発表を、発表元の資料まで開いて確かめました。数字がついているものを並べると、減っているのは考える時間ではなく探している時間でした。→ 業務を自動化したら、通知が増えすぎた ── 「何もなければ黙る」に作り直すまで任せる先を増やすたびに「動きました」の報告も増え、朝の通知が読めなくなりました。原因は受け取る側ではなく、作った側にありました。通知を「人が判断することだけ」に絞り直すまでの話です。→ 「あの見積、どうなってますか」と聞かれて気づく ── 見積の提出漏れが起きる本当の理由見積の提出漏れに気づくのは、いつも担当者からの「どうなってますか」の一言でした。抜けるのは決まって人へ依頼した見積で、任せた時点で自分の頭から消えていました。相手の期日ではなく自分が確認する日を置くまでの記録と、いま防げ…→ 中小企業がAI導入で最初に間違えることAIで何ができるかから始めてしまい、社員のためと言いながら自分のためだったことに気づくまでの記録です。作った画面が使われず、社員からの小さな依頼を忘れ続けていました。順番を変えてから、作ったものが使われるようになりました…→ 見積作成に数時間かかっていた会社が、単価データベースを作るまで自社の建設会社で、見積が社長の頭の中にしかない状態をどう解いたかの記録です。本人に手順を聞くのをやめ、過去の見積279件・明細3,858行を掘り出して37カテゴリ654項目に整理し直しました。単価の自動反映に失敗した話も…→